東京の南、世田谷区のはずれに等々力渓谷というところがある

　都区内唯一の渓谷で、谷と台地の標高差は１０メートル。頭上を環八が走り抜けていく。矢沢川というちいさな流れに沿って小径があり、木漏れ日が差し込むだけの谷はそんな喧噪とは無縁である

　遅い朝ご飯を食べた後、ぶらりと出かけた

　二子玉川から住宅街にはいると、黄色いイチョウや赤く色ついた広葉樹が葉っぱをひらひら落としている
　都内は今が秋の終わりである

坂の途中　お寺や神社がある
雅子さんの出産を祝して日の丸が出ていたりする

　

等々力渓谷には散歩にやってきている人も多い
ＢＤ−１に落ち葉がまとわりつく
担いで通らないといけない狭い木道
木漏れ日に矢沢川が光る

　

渓谷を抜けて少し走ると古墳があった
でかい古墳だ
木の影が地面につくるコラージュが面白い

　

住宅街を走ると、垣根越しにいろいろな花が秋の色を魅せている
立ち止まって眺める

　

くるくると細い道を走った
さて、そろそろ帰ろう