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タイトル: 伊豆の春 年月日: 1995年5月5日 場所: 伊豆大川端キャンプ場(静岡県)
あらすじ: 五月の連休に伊豆へ行った
場所は天城山の麓にある大川端キャンプ場
オートキャンプができるようになって、しばらくぶりの家族遠征です
天城湯ヶ島町に学生時代ワンゲルを一緒にやっていた同期の友人がいて、彼のところにも遊びにいきました
ここをベースにして、天城トンネルまで歩いてハイキングに行ったり、大滝温泉に遊びにいくこともできました
行き帰りは案の定道が混んでしまいましたが、わが家族の楽しい思い出になっています

 

□□ 95年5月

 さて、5月になり、わが家は伊豆へ遊びに行った。
 伊豆の天城湯が島町では学生時代の友人が事業をやっている。
 彼の薦めもあって、
大川端キャンプ場に予約をいれた。
 当時のわが家(愛知県小坂井町)から車で東名高速を走り、三島ICで降りた後、山道を進んでいった。

 ぼくらは鬱蒼とした森に囲まれたキャンプ場でタープを張り、いつものようにテントをたてた。
 子供は料理を作り、ぼくはビールを飲んだ。
 こうして写真を見てみると、当時でほぼ現在のわが家のキャンプスタイルが固定化したように思える(その後また変化するのだけど)。

いつものテント&タープ 料理をつくるのは子供の役目

 国道の脇に隠れてあるようなキャンプ場入り口から200メートルほど入ると、古い森林鉄道のジーゼル機関車とトロッコがまず目にはいる。そこが駐車場兼ファイアー広場である。その地点を中心にして、扇状にサイトが広がっていた。

 キャンプ場内に本谷川という清流が流れており、フィッシャーマンがロッドを携えて木立を分け入っていく。この川沿いに踊り子歩道という散策道がつけられている。清流の隣の道を歩いていくと、所々にわさび田がある。あまり人には出会わない。ほとんどの人は車で新道を行ってしまうからだ。この道は天城峠へ続いている。旧天城トンネルまでの軽いハイキングをしたら、往復で約3時間だった。つづら折りの山道をゆっくりと歩いていたら、旅の自転車が追い越していったりした。途中、わが妻は山菜を見つけては喜んでいた。

 車ですこし足をのばし、天城湯ヶ島町の温泉に入った。湯船から見る風景。遅い伊豆の春だった。

 キャンプ場そのものは、古くからあるタイプのものだと思う。オートサイトは最近造成された感じである。たぶん夏休みは小中学生で賑わっていることだろう。
 しかし、完全予約として入場者数を制限しているそうで、確かに「満員に近い状態です」といわれた割にはサイトに空きがあった。夜も騒音といえば、国道を天城を越えていく車の遠い響きだけだった。

マサキ やっぱりオセロやってる子供達

  

 

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